SWiSH Tips 17
3Dスピンー3 平面画像のエフェクト(3)
3Dスピンの数値設定で、特にカメラタブの設定がわかりにくい。 できるだけ分かりやすいように、シンプルな設定例を提供したい。 特に、ターゲット設定は最初に設定した位置の画像に対して、x、y、z方向にずれるので、画像が回転しているときは注意が必要である。
1.垂直回転、水平回転、斜め回転(カメラ位置のみの設定)画像にターゲット設定を付加
@2枚の画像を同じ位置に配置する(ここでは、man、lady) −画像の表裏をはっきりさせるため2枚使う
A効果の追加で、Frameレイト10、それぞれの画像に30Frameの3Dスピンをずらして設定する
man:Frame0-29、lady:Frame30-59(0:削除)
B3Dスピンのタブについては、いずれも変化なしに設定する(何も設定しない)。
Cカメラ位置の設定は以下のとおり ー 以下カメラ位置を ( x , y , z )で表す
垂直回転:初期(-250,0,0) 中間(0,0,250) 最終(250,0,0)
水平回転:初期(0,-250,0) 中間(0,0,250) 最終(0,250,0)
斜め回転:初期(-250,-250,0) 中間(0,0,250) 最終(250,250,0)
D次に各エフェクトに中間ターゲットを以下のように設定する(初期、最終は無設定)
垂直回転:man(200,0,0) lady(-200,0,0)
水平回転:man(0,200,0) lady(0,-250,0)
斜め回転:man(200,200,0) lady(-200,-200,0)
2.(垂直回転+ターゲット+カメラ回転)ー八の字型
@1.で作成した垂直回転エフェクト画像に、カメラ回転角の設定を追加する(単なる平面回転)
基本的には、man画像半回転(0→180)、lady画像半回転(180→360)であるが、動きのつながりを考えて、
設定を多少変えている。 詳しくは、swiファイルをダウンロードして確認願いたい。
3.(垂直回転+ターゲット+カメラ回転)ー周遊型
@manとladyを回転角90度ごとに交互に表示する
カメラ位置、ターゲット設定はmanとladyに共通で、カメラ位置:初期(-250,0,0) 中間(0,0,250) 最終(250,0,0)
ターゲット:初期(200,200,0)、最終(0,200,0)とする
A回転角は、Frame0-29 man(0-90)、Frame30-59 lady(90-180)、Frame60-89
man(180-270)、Frame90-119 lady(270-360)
4.Zoomエフェクトの付加
@2.で作成した画像の各エフェクトに、全てに共通のズームエフェクトを付加する
初期倍率:30%、最終倍率:80%、遠近投影にチェックを入れる
5.1〜4で作成したムービーを切り替えて表示させるため以下の作業を行う
@1〜4それぞれをスプライト化する 1から順にt、tr、tr2、tr3と名づける
A各スプライトのFrame0にstop、最初のエフェクトのFrame0に削除を設定
Bボタンを4つ配置しそれぞれをreleaseしたときに、Frame5,10,15,20に飛ぶように設定する
C5から20の各フレームにTelTargetアクションを使って、それぞれのスプライトが動くように設定する
以下詳細は、下部欄外に示す
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