SWiSH Tip 18
3Dスピンー4 立体体のエフェクト(1)
いよいよ立体画像である。 平面画像の場合と同様、できるだけシンプルな設定で理解を深めていきたい。
まずは、SAMPLEを
1.立方体の真横正面から垂直回転を見る(CBR-1)
@1から6までの数字を書いた1辺150の正四辺形を中心を同じにして、全てこちらを向かせて配置する
A真横から見るので、上および下の面は見えない。 3及び4の画像はこのケースでは不要
ここでは、1、2、6(1の裏)、5(2の裏)の4面を垂直軸を中心に回転させる。
3Dスピンタブの回転軸に垂直を選び、角度などの設定はしない
B1の面を最初こちらを向かせておいて、90度左に垂直回転させる(回転後には真左を向く)
すなわち、カメラ位置を、(x,y,z)座標で言うと、(0,0,25000)から、(-25000,0,0)に移動させればよい
ここで、25000と言う数値は、ずっと遠くから見ていると理解しておく(全体画像が正確に表せる)
(0,0,25000)はディスプレイ面の手前にカメラがあり、正四辺形がそのまま見えるということになる
(-25000,0,0)はディスプレイ面上、真右にカメラがあり、正四辺形が縦線として見える
このとき、ターゲットをz=75(1辺の半分)に設定しておくと、中心面から75だけ垂直方向に離れて像を結ぶ
C以下同様にして、90度ずつ合計4回のエフェクトを付与すると、1周して元に戻る
正四辺形が左回りに回るように見せるためには、カメラ位置を右回りに回せばよいと言うことになる
正四辺形が各面を向いたときのカメラ位置は以下のとおりである(yは常に0)
向き | 正面 | 左 | 背面 | 右 |
z | 25000 | 0 | -25000 | 0 |
x | 0 | -25000 | 0 | 25000 |
D4面とも最初の向きと次の向きを考慮しながら、順次回転するように設定すると、立方体が回転しているように見える
また、画像の重なりを考慮し、手前に見せる画像を前面に配置する(下のタイムラインでは上に置く)
2.1.の回転体を少し上から見る(CBR-2)
@1.で作成した垂直回転体を、手前上から眺めるには、各エフェクトに正のy値を設定追加すればよい
A面1,2,5,6については、上記各エフェクトの初期及び最終カメラ位置に、y値として5000を追加設定する
B上から見ると新に3,4面が見えるようになり、これらの設定が必要になる
面3,4は上下の水平面なので、3Dスピンタブにて回転軸:水平、初期状態、最終状態ともー90度を設定
カメラ位置は、面1と全く同じで、ターゲットは、3がy=+75、4がy=ー75を設定 (x,zは0)