SWISHのお勉強

(21)あなたは「裸のマヤ」が見られるか?...SWiSHMAX版

作成方法
 SwishMaxのスクリプト、if 及び math.randomInt ステイトメント(statement)を使って、GOYAの名画「着衣のマヤ」、「裸のマヤ」の切り替えを試みてみました。 切り替えボタンをクリックすると25%の確立で、展示されている「着衣のマヤ」が「裸のマヤ」に切り替わると言うものです。

1.名画イメージの配置と切り替えエフェクトの設定 

 @横600、高さ600の背景を持つシーンを設定する
 A400×200の「着衣のマヤ」及び「裸のマヤ」を裸が下にくるように重ねて配置する(中心300,200)
 B2つのイメージに70Frameの3Dスピンを設定し、2枚が切り替わるようにする
   着衣(clothed Maja):Camera Position (0,0,25000) → (0,-25000,0)
                Target Focus (0,0,100) → (0,0,100)
    裸 (nude Maja) :Camera Position (0,25000,100) → (0,0,25000)
                Target Focus (0,0,100) → (0,0,100)
 C2つのイメージをスプライトとしてグループ化する(Drawing)
 DスプライトのFrame1、Frame70にstopを設定 

2.壁紙と額縁 

 @中心が300,200でサイズ400×200の透明窓がくりぬかれた600×600の壁紙を配置する
 A2枚の絵、壁紙、額縁の順に上に来るように額縁を配置する

3.TEXT 

 @表示されている着衣のマヤの下に "The Clothed Maja by GOYA" などとTEXT文を配置
 Aその下に1クリック25%の確立で「裸のマヤ」が見られますなどとTEXT文を配置
 B裸のマヤと切り替わった場合に画像の下に「裸のマヤ」の文字のみが移動して残り、
   その他の文はFadeoutするようにエフェクトを設定し、これらをスプライトととしてグループ化する(text1)

4.切り替えボタンの設置、Scriptの付与 

 @切り替えチャレンジ用のボタンを配置する
 Aボタンに以下のスクリプトを記述する

on (release) {
  if (math.randomInt(4)<1) {
    Drawing.gotoAndPlay(1);
    congr.gotoAndPlay(1);
    text1.gotoAndPlay(1);
    RButton.gotoAndPlay(1); }
  else { again.gotoAndPlay(1); }
  }

   ここで、again はmath.randomInt(4)で0以外がリターンされた場合(はずれ)にボタンの近辺にagain!を点滅させるスプライト
        congr は0がリターンされ裸のマヤに切り替わるときにcongratulationsをfadeinさせるスプライト
        RButton は着衣のマヤに戻るためのボタンに付与されたスプライト

5.着衣のマヤに戻る 

 @着衣のマヤから裸のマヤに切り替わるとき、戻りボタンをFadeinさせ、これをクリックすると着衣のマヤに戻るエフェクトを設定する 戻るscriptは以下のとおり

onFrame (1) {
  stop();
}
on (release) {
  Drawing.gotoAndStop(1);
  text1.gotoAndStop(1);
  congr.gotoAndStop(1);
  RButton.gotoAndStop(1);
}
onFrame (39) {
  stop();
}

 「SWiSHのお勉強」に戻る